庭づくりねむのきは、広いお庭のちょっとしたスペースを生かして、既設の草花やガーデニング、シンボルツリーのあるお庭をご提案します。広い面積は雑草対策をしつつ、玄関前などの目につきやすい場所でコンパクトに楽しむ「プチ・ガーデニング」はいかがでしょうか?
春を感じる色とりどりのお花や新緑の草木、夏の鮮やかな花、秋には紅葉や果実を楽しむ庭木、冬でも緑を絶やさない植物など、季節を感じる木々や草花があるお庭には誰しも憧れがあると思います。
しかし現実には、お手入れや管理ができない、虫がついたり枯らしてしまったりという不安から、せっかくのお庭や植物に対して消極的になっていませんか?
小さなスペースでもセンスの良いお洒落な花壇のつくり方や、お手入れは最小限にきれいな状態を保つことのできるお庭づくりをご紹介いたします。小さなガーデンスペースであれば、そのつくり方は意外と簡単です。まずはそのスペースの囲いとなるものをつくり、お気に入りの植物を植え込むだけ。以下につくり方やアイデアなどをご紹介いたします。
ガーデニングを楽しむためには、まずは緑化するエリアを区分けするところから考えます。お手入れする手間を最小限に抑えるために、まずは小さなスペースに囲いを作ってガーデニンングを始めてみてはいかがでしょうか?リビングに座って眺めることのできる場所や玄関周りで通りからよく見える場所、また日頃デッドスペースとなっている所など、少しのスペースなら確保もしやすいですね。
● 囲いの一例
しっかりとした舗装や土留めでスペースを囲うことで、植物がスペースからはみ出して成長したり、土が流れ出したりすることを防ぐ効果が期待できます。
これらの事例の他にも様々な方法が考えられます。庭づくりねむのきでは、スペースや環境に応じた、最適なガーデニングスペースをご提案させていただきます。
次に植込む植物ですが、お好みの色調から植物を選択する方法が考えられます。
例えば、、、
・元気をくれる華やかなピンク~オレンジ~イエローの植物
・涼し気で上品なホワイト~パープルの植物
・派手さはなくても安定したダークグリーン~ライトグリーンの植物
などなど。お好みの色や背景の建物、環境に似合う植物を選んでみてはいかがでしょうか。
一年草などの植替えが頻繁に必要な植物は少なめにして、何年も繰り返し楽しめる宿根草や球根を中心とした植物や、セダム、クリーピングタイム、ヒメイワダレソウなどのグランドカバ―類を加えて、最後に手の届きやすい場所に季節の草花を配置する、というのも一つの方法だと思います。
植物はその種類によって日向を好むもの、日陰でもきれいに花を咲かせるもの、乾燥を好むものなど様々な特性を持っていますので、植え込む場所やその土地の気候風土に適した植物を選ぶことも大切です。
● おススメの宿根草とグランドカバー
※ 写真をクリックしていただくと名前が表示されます。
【早春から楽しめる宿根草】
リシマキアオーレア、プリムラ、アネモネ、スイセン、クリスマスローズ、スノードロップ、シバザクラ、ギボウシ
ラベンダー、アリウム、クレマチス、シャクヤク、など
【夏~秋に見られる宿根草】
ヒューケラ、ヘリオプシス、ミソハギ、エキノブス、ラベンダー、エリンジウム、アルンカス、カンパニュラ、サルビア
エルムルス、シュウメイギク、ヘリオブシス、クジャクアスター、など
【和風のお庭に似合う宿根草】
シダ、ギボウシ、イカリソウ、ティアレラ、ヒューケラ、ミヤコワスレ、ラミウム、ヤマブキソウ、など
プチガーデンが完成し植物を植え込んだ後は、宿根草などのメンテナンスが楽と言われる植物でも、しっかりと根付くまでの間は少し注意が必要です。また数年後の株分けもコンパクトな花壇を保つ大切なポイントになります。
【水やり】
植え付け直後でまだ根が張っていないものには水やりが必要になります。軒の下や樹木の株元など雨がかかりにくいところも同様で、土の中までしっかり水が行きわたるようたっぷりと水やりします。特に春~夏の新芽を出す成長期は水切れしないように、秋~冬の休眠期は控えめにするなど、根付くまでの間は土が乾いてないかなど、目を配るようにして下さい。
【花がら摘み】
花がらを摘んで種をつけないことで、株の消耗を防ぎ、新芽の成長を促進させます。
【株分け】
大きく育ち過ぎた株は掘り上げていくつかに分割させて、株を小さくして埋め戻すと、コンパクトな花壇を保つことができます。地植えの植物は4~5年毎に株分けを行います。
他にも植物の種類に応じて肥料を与えたり、支柱を立てるなどのメンテナンスが考えられますが、小さいスペースのプチガーデンの場合は、お手入れも比較的簡簡単にできるのではないでしょうか。植物を育てていく上で最小限のメンテナンスは必要ですが、それが季節ごとの楽しみになれば素敵ですね。
● 施工例
開口の広すぎる駐車場のデッドスペースとなっていた部分にレンガの花壇を設置しました。お庭への階段やウッドフェンスも同時に施工、少し機能性を持たせたプチガーデンに仕上がりました。
日向と日陰のスペースにそれぞれ山野草を楽しむためのロックガーデンをつくりました。かわいいお花が咲く小さなガーデニングスペースです。
完成後のお庭を、より素敵に彩るアイデアは他にもたくさんあります。シンボルツリーの植え込みや可愛いガーデン雑貨など、庭づくりを更に楽しくしてくれるアイデアをご紹介いたします。
お気に入りのシンボルツリーを植える
お庭や外構にたくさんの樹木があると、毎年の剪定や消毒など、そのお手入れはとても大変です。でも1本だけなら、ご自身でのメンテナンスも可能かも知れません。形のきれいなシンボルツリーが1本あるだけで、その空間はとても見栄えがよくなります。春の新緑や夏の木陰を楽しんだり、果実が成る木であれば季節の収穫も期待できますね。四季の彩りをより身近に感じる「お気に入りの1本」を仲間入りさせてみませんか?
● 人気のあるシンボルツリーの一例
ガーデン雑貨でお庭をセンスアップ!
花壇にプラスアルファ、様々なガーデングッズを飾ってみましょう。小さな照明を取り入れて少しライトアップするだけで、夕暮れ後のお庭も楽しめるようになります。近くに座って眺めることのできるお洒落なガーデンファニチャーも素敵です。
● ガーデンライト
小さな灯りがあるだけで、夕暮れ時や夜のお庭がぐっと素敵にグレードアップします。ローボルトタイプやソーラータイプのガーデンライトを選べば電気代も気になりません。
● ガーデンオーナメント
宇宙を連想する球体のオブジェや幸福のシンボル「フクロウ」のオーナメントなど、お好みのオブジェをお庭の中に取り入れて、オンリーワンのお庭をつくりましょう。商品のお取り寄せも承っております。
● ガーデンファニチャー
屋外で快適にくつろぐためのガーデン家具。素材やデザインは多種多様です。各種カタログもご用意しておりますのでお気軽にお問合せ下さい。ハードウッドを使用し制作する、オーダーメイドの屋外家具製作も承っております。
庭づくりねむのきでは、お客様からのご要望をもとに、お住まいのスペースや状況に適したガーデニングプランをご提案いたします。日陰のお庭や土間スペースへの花壇造りなど、難しいと思われている場合も一度お気軽にお問合せください。ご相談、お見積もりは無料で承っております。